愛猫の健康な暮らしを考えたリノベーションマンションの販売開始 ~猫専門病院の獣医師が監修~
中古マンションのリノベーション・再販事業を行う株式会社マイプレイス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:三澤 章、以下 当社)は、猫専門病院Tokyo Cat Specialists 院長 山本宗伸 先生による監修のもと、愛猫との暮らしを考えたリノベーションマンションの販売を開始いたします。
【販売の背景】
現在、多くの猫(※)と人が一緒に暮らしており、最近では猫と暮らせるマンションも増えております。また猫の平均寿命(※)は約15年で、長い時間、生活を共にするようになりました。そこで当社は、猫と人とがお互いに暮らしを楽しみ、ストレスなく健康に過ごせる環境を整えるため、獣医師の山本先生による監修のもと、愛猫との健康な暮らしを考えた新たな住まいのかたちをご提案いたします。
(※)全国の猫の推計飼育頭数:977万8千頭。猫全体の平均寿命:15.03歳。
出典:一般社団法人 ペットフード協会「2019年(令和元年)全国犬猫飼育実態調査 結果」(2019年)
【物件の特徴】
- <キャットタワー>
上下運動が必要な猫のために、キャットウォークにつながるタワーを設置。猫にやさしい天然木材を使用しています。タワーの下は麻紐を巻き、猫の爪とぎにしています。
- <キャットステップ>
キャットウォークとつながる二か所にステップを設置しました。一つは窓から外を覗ける場所に、もう一つは猫がくつろげ、人との程よい距離感を保てるよう上部に猫窓を設けました。
- <キャットウォーク>
部屋を横断するキャットウォークを設置し、室内猫の運動不足対策に。猫が走っても滑りにくいように木材を使用しています。飼い主さんとのコミュニケーションや、猫が上から人の行動をみて楽しめるよう、一か所、穴をあけています。
- <タイルの床>
リビングの床はフローリングですが、キッチンの床はタイルを採用し、夏場や暖房をかけた際に、猫が体を冷やせるようにしています。
- <すりガラス戸>
部屋と玄関の間に戸を設置し、猫が外に飛び出さないように工夫をしています。すりガラス戸にすることで、開ける前に猫がいることを確認できます。
- <ソファ>
ソファの生地は、ひっかき傷がつきにくいものを採用しました。飼い主さんのリラックス空間でも、思いっきり猫と遊ぶことができます。
- <猫用収納>
猫専用の収納を設け、ご飯、おやつ、おもちゃ、トイレ用品、避難セットなど、多くなりがちな猫グッズを一か所にまとめられるようにしています。扉をつけ、猫の侵入防止に。
- <トイレ>
猫の健康管理に役立つ、シャープの「ペットケアモニター」を設置しています。猫がトイレに入ったときの体重や尿量、尿回数などが記録され、スマートフォンやタブレットで確認できます。
物件名 | 菊川ロイヤルマンション |
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構造/階数 | 鉄筋コンクリート造/7階建 |
築年月 | 1979年2月 |
アクセス | 都営新宿線「菊川」駅徒歩3分 |
【山本先生のコメント】
猫のストレスを減らす住まいづくりは、人にとっても心地のよい住まいとなります。動物園などの飼育環境で発展した「環境エンリッチメント」という概念があります。直訳すると環境を豊かにすることですが、猫に当てはめると「猫本来の刺激に満ちた生活」と言うことができます。ペットとして飼われている猫、特に室内飼い、は安全で食事の心配はないですが、退屈で運動不足になりがちなので、上下運動を促す家の構造、獲物を捕まえる喜びなどを取り入れることが大切です。そのような環境ではないと猫がストレスを感じ問題行動を起こす、ストレスが関係する病気になるなどの恐れがあります。愛猫の健康と長寿のためには環境エンリッチメントを意識することが大切です。その点で今回の物件は、猫の特性を考えた工夫がされており、猫と人が共に健康で楽しく暮らせる空間だと思います。
※モデルは山本先生の飼い猫、カツオくん(5歳)に協力いただきました。
●猫専門病院 Tokyo Cat Specialists
院長 山本 宗伸 先生
日本大学獣医学科外科学研究室卒。東京都出身。授乳期の仔猫を保護したことがきっかけで猫に魅了され、獣医学の道に進む。獣医学生時代から猫医学の知識習得に力を注ぐ。都内猫専門病院で副院長を務めた後、ニューヨークの猫専門病院 Manhattan Cat Specialistsで研修を積む。
国際猫医学会ISFM、日本猫医学会JSFM所属。